今回は陶磁器やセラミック用顔料を取り扱う会社のメンテナンスです。
この設備は、原料を乾燥させる役割をしています。また、熱風発生のためのガンタイプバーナーも設置されています。
メインバーナー点火後、失火する状態やその後何度もそのような失火が続いているとのことだったので、ライトメンテの実施、フレーム電流の確認や炎の状態確認を行いました。
またフレームロッドについていた汚れの清掃もしました。
清掃した後には、先ほどまであった黒い汚れは無くなり、きれいになりました。
そして、清掃後は、汚れが無くなっただけでなく、フレーム電流値も上がりました。
作業を行ったことにより、電磁弁が不良を起こしていたという原因を特定し、交換したため失火がなくなりました。
写真の保炎筒と言われる部品にも清掃前、汚れがついていました。
今後は、バーナー設備の現状確認し、湿気が出る環境のため定期的な確認が必要でしょう。
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