今回は工場内環境改善を行いました。
セラミックを焼成する際に窯は約1,600°Cまで昇温致します。
そのため窯からの放熱によって、夏場の室内温度は45°C近くまで上昇し、かなり過酷な作業環境となっておりました。
窯廻りに柱を立ててカーテンレールを設置し、不燃性のアルミ製純度99%の遮熱シート「サーモバリアフィット」を裁断・縫製し、窯3基分「サーモバリアフィット」で覆いました。
「サーモバリアフィット」内で熱がこもらないよう、既設の業務用換気扇(ファン)にて熱を常に外気へ放出もしております。
窯の点火時及び製品の窯詰めや窯出し作業時に支障が無いようにカーテン仕様にして、各窯ごとの前面と横面は適所開けれるように致しました。
実際に窯の表面温度測定を行いました。
190°C(窯炉内温度1,600°C)ものすごい放熱を感じました。
施工しました「サーモバリアフィット」の表面温度も測定を行いました。
39°C(窯炉内温度1,600°C時)放熱はほとんど感じませんでした。
表面温度にして約150°Cも違いが出ました。
今までは190°Cの放熱で過酷な作業環境でしたが、室内温度も約10°C程も下がりました。
現場作業者からは「以前と比較しても、室温も下がり放熱も感じないので、とてもありがたい」と喜びの声をいただきました。
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