酸洗いの溶液を加熱する加熱炉のメンテナンスを行います。
酸洗い溶液で金属など腐食が激しく環境的にはあまり良くないです。
そのため、パイロットバーナーを取り外すだけでもいつも以上に時間がかかりました。
通常は分解できる箇所も酸洗い溶液で溶解され固着していたので、取り外しが出来ないところもありました。
全体的に付着物などが多く丁寧に清掃をしました。
バーナーの火炎穴の清掃の写真ですが開口穴に燃えカスが大量に付いていました。
全体をブラシで掃除しましたが火炎穴は一穴一穴丁寧に付着物を取り除いていきました。
また、スパークプラグは丁寧に磨き、取付位置も細心の注意をして清掃後取付直しました。
パイロットバーナーをエアーで清掃した写真ですがバーナー内部も結構付着物がありました。
今回メンテを行う2ヶ月ほど前から朝の点火時不着火が起こるようになってきたと相談が有りました。
厳しい環境なので入念に汚れを落としておかなければ1年経たない内に汚れで不着火を起こす可能性があると思われます。
今回のメンテを行いまして今のところ不着火は解消されたようですが、1年に1回の定期メンテの提案をしておきました。
パイロットバーナーの清掃後のセッティングの写真ですが、ミスを無くすため、位置等確認のダブルチェックを行っています。
このチェックができていない場合再度取り外しての確認や作業になるので慎重には慎重を重ねて作業を行いました。
完了後10回の点火テストは問題ありませんでした。
実際の使用においても今のところ問題は起きておらず、不着火の問題は解消できました。
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