アルミの砂型鋳造を行う会社で途中で火が消えるというご相談をいただきました。
砂型鋳造では石灰などの細かい粒子が舞う環境が多いので、バーナーの点火・保持に悪影響を与えることがあります。
そういったところを重点的に清掃をしていきます。
パイロットバーナのミキサー部分です。
内部に細かい砂のようなものが堆積しています。このような異物が詰まりの原因になります。
バーナーノズル部分です。
表面や内部壁面も汚れがついています。
こういった汚れがガスやエアーの通りを悪くする原因になってきます。
左が、清掃前のフレーム電流値です。
2μA以下になっており非常に低い電流値で、これがあと少し低くなると火が点かなくなる状態です。
右が、清掃後のフレーム電流値です。
3.8μAほどに改善しました。汚れや詰まりを清掃するとこのように良くなります。
炎の状態も改善し、安定稼働につながりますね。制御盤にこのような計測器があれば確認してみてください。
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