今回はトンネル炉のバーナー清掃の作業です。
トンネル炉焼成帯に設置されている左右計12基のバーナーを取り外し
バーナーを元の設置位置に設置できるよう間違えないように養生シートに設置位置通りに並べます。
続いて、バーナ内部のノズルを分解します。このバーナーはノズルミックスの為、エアーノズルとガスノズルそれぞれに分解できます。
分解した後は、それぞれのノズルの穴を専用の工具を使い、付着した汚れを取り除いていきます。
ノズル穴を清掃した後は、きれいに向こう側が見えることができます。
ノズル清掃後は、ノズルに繋がるエアー配管の清掃をします。
一通り、清掃を終わらすとバーナーを元の設置位置通りに組み付けていきます。
エアー配管に汚れが溜まると先ほど清掃したノズル穴を詰まらせてしまいますので、配管内の汚れを専用のブラシを使いながら落とし、最後はエアーガンで吹き飛ばします。詰まってしまうと適正な燃焼が出来なくなるので、配管内の清掃は重要です。
一通り、清掃を終わらすとバーナーを元の設置位置通りに組み付けていきます。ここでは、パッキンも新品に取り替えます。また、組み付けに使用するネジには耐熱のグリスを塗布し熱で固着しないように処置をします。
元通りに組み付けが完了した後は、試運転を行います。
清掃した後のバーナーは清掃前に比べて、エアーもガスも流れが良くなるので適正燃焼の状態に燃焼調整をして完了となります。
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