塗装乾燥業

塗装乾燥業

こんなトラブル、起きていませんか?

    • 火がつかない、失火…
    • 火が赤い(不完全燃焼)
    • 温度が上がらない……
    • 熱が漏れる
    • ほこりまみれ、設備回りが汚い、
    • ススが出る、製品にススが付着する
    • 異音(ファンまわり)…
    • 電気系統の劣化
    • 異常停止(原因不明)
    • 温調計の不具合
    • 燃費が悪くなっている
    • 設備の老朽化

トラブルが起きる「3大」原因

  • ブロワー・ファンに塗料カスが固着

    ブロワー・ファンに
    塗料カスが固着

    燃焼ブロワーやファンといった吸排気プロセスに汚れがたまることで、失火や燃焼効率の低下が発生します。塗装・乾燥業では塗料カスなどの飛散が避けにくくいため、これらのリスクが高いといえます。

  • パイロットバーナーの汚れ

    パイロットバーナーの汚れ

    着火不良のひとつの原因にパイロットバーナーの汚れがあります。塗料かすが侵入し、汚れが付着し溜まっていくと、正常な燃焼条件を満たすことができず着火不良、失火を引き起こします。パイロットバーナは様々な部品で構成さており、細分まで分解せねば、不具合の原因はわかりません。

  • 試運転計測

    点火系統・電気系統の不良

    点火装置(トランス・プラグ)・安全装置(圧力スイッチ・バーナーコントローラー)・炎監視(UV・フレームロッド)などの障害原因は、正常な信号が来ないこと。湿気が原因になることもあり、雨天だと調子が悪いと訴える方も。

原因はそれだけではありません。

「前処理(脱脂洗浄)」>「乾燥」>「塗料吹付」>「焼き付け」
複数の設備が影響しあい、トラブルの原因を複雑化させています。

前処理設備からの湿気や、塗装ブースからの塗料カスなど、複数の設備が隣接した環境にあります。これらの原因が複雑に絡み合うことでトラブルが頻発しやすい業種といえます。

一発点火、安定稼働をあたりまえに。

ただ、汚れをとるだけでは本当の解決にはなりません。炉や燃焼設備全般への総合的な知識をもった私たちだからできる高度な清掃と、数値ベースの緻密なメンテナンスフローにより、本来あたりまえの安定稼働を実現します。

燃焼ブロワーからメインバーナーまで
徹底的に分解・清掃

空気が入るところから、出るところまで一連の燃焼プロセスすべてを清掃。通常は清掃しない部品やその細部まで徹底的に掃除しきります。
標準的に燃焼ブロワーやメインバーナーまで分解し清掃するメンテナンスサービスは、私たちの他に知りません。

計測数値を重視した
勘に頼らない精密なメンテナンスフロー

試運転計測

事前の状態を数値ベースで把握するのは、清掃後の燃焼調整を見据えて。古い設備では計器自体が狂っているケースも多く、必要な場合はその改善からご提案します。

燃焼調整

ごみが詰まった状態で運転していた設備が、メンテナンスによりきれいになるとプロセス全体のバランスが変わります。整備後に、計器の数値や目視による炎の調整を行い、最適な設定を見つけます。計測を行ったポイントとと数値はお客様にも共有し、定期的にモニターすることで、トラブルを未然に感知し予防することに役立てていただきます。

多数の改善実績が自信の根拠です

製造中止モデル、なくなったメーカー品、特注品にも対応。50年前に製造した設備の事例もあります。対応できる業者はいない、と諦めていた設備でも私たちならお役に立てるかもしれません。

Q&A

最近バーナーの炎が赤いのですが、問題はありますか?

炎全体が赤いようでしたら改善の必要性がございます。
火口は青い炎とまたは、炎の先端のみが赤くなることは、バーナーの設置環境やバーナー形状によってあり得るため、異常燃焼ではない可能性もありますのでご確認下さい。
ただ、火口が赤色の炎ですと、詰まりなどが原因で燃焼バランスが悪くなっていると考えます。
無駄な燃料消費がおこなわれている可能性、また酸素量が不足し不完全燃焼が起こりますと一酸化炭素が発生し大変危険です。
空気中に一酸化炭素濃度がわずか 0.02%含まれても頭痛や吐き気の症状が出ますし、0.3%を超えますと 30 分で死に至ることもございます。
点火をしているから大丈夫と過信せずに、常日頃から、炎の状況も確認することが必要となります。
炎全体が赤いようでしたら、適正な燃焼を行うため、メンテナンスにてガスとエアーのバランス調整も行うことをお勧め致します。

圧力計が動いて無いようだが交換の必要はありますか?

故障有無のセルフチェックは可能です。元バルブを閉め、圧力計を取り外した際に、圧力が 0 を示さなければ不良(故障)の可能性がございます。その際は交換を推奨いたします。
圧力計は誰にでも行える日常点検として必須となります。毎朝の立ち上げ時にチェックをすることによって、人の健康管理と同様にて日々の運転状況確認で状態の変化が分かります。
トラブル時の不具合箇所特定においても大切な部品です。また故障有無のセルフチェックを行う際はシールテープやモンキーレンチなどの工具をご準備頂き、設置後はガスやエアー漏れの無いよう作業するようにお願い致します。

安全装置(エアフロースイッチ・フレーム電流・ウルトラビジョン等)が機能して いるかの確認はできますか?

メンテナンスをすることで、動作確認が可能です。
中には期限管理が必要となる部品もございます。部品の使用年数と適正な数値の把握をしていますと、期限管理及び突発的なトラブルが起きた際の不具合箇所特定に要する時間に、大きな優位性ができます。トラブルが起きる前の予防保全にもなります。
実際に定期的にメンテナンスを行ってから、突発的なトラブルがほぼゼロになったお客様の事例もございます。
工場の安定稼働から定期メンテナンスをお勧め致します。

不着火・失火をたびたび起こしますが対処は可能ですか?

着火不良としてパイロットバーナーの汚れ、点火系統や電気系統の経年での不具合、または、乾燥炉バーナーの設置環境にて湿気が溜まりやすく、休み明けはもとより梅雨時や雨天時に頻発するようでしたら湿気からバーナーを守る対策を講じることも必要です。
トラブルが大きくなる前に原因を特定し、根本解決することをお勧め致します。

しばらくバーナーのメンテナンス(分解清掃)をしていないが大丈夫ですか?

バーナー内部に塗料カスや煤が付着している可能性がございます。汚れが付着し
溜ると、不着火・失火の原因となります。
製品に煤等の異物が付着し二次的影響が出ることもあります。現状把握のためにも、フルメンテナンスというメニューもございます。
燃焼設備全体を確認することによって思わぬ問題が発覚し、事前に対処できた事例もございますのでお勧め致します。

最近乾燥炉温度の上りが良くなく、立ち上げに時間がかかるようになったが改善 は可能ですか?

十分な熱量が供給できていない可能性がございます。
いくつか原因はございますが、ダクトや炉体からの熱風漏れ、塗料カスの付着によるメインバーナーの目詰まり、燃焼ブロアや配管内の汚れから吸気エアー量の減少、逆に振動などでネジが緩み吸気エアー量の過剰等が、温度が上がりにくい原因と考えられます。
いずれにしてもガス・エアー量のバランスが崩れることで、燃焼効率が下がるためです。
無駄な燃料消費にもつながります。根本原因を掴む事によって安定稼働はもとより、燃料のコスト削減につながった事例もございますので一度現地調査をお勧め致します。

乾燥炉から異音がするが何が問題なのでしょうか?改善方法はありますか?

ブロアモーターからの異音の場合、原因としてベアリングの摩耗、芯ズレなどの可
能性がございます。
対処せず放っておきますと停止してしまう可能性がございます。
風切音の場合、ブロアからの給気排気のバランスが良くないか、ガス・エアー量のバラン
スが崩れている可能性があります。
清掃調整か、汚れなどがひどい場合はフィンの交換をお勧め致します。
最悪の場合乾燥炉が稼働停止の恐れもございますので、早急な対応をお勧め致します。

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