No.35 知床遊覧船事故から学ぶ事
『ニイミ通信』 2022/5/19 号
こんにちは。
ニイミ産業㈱スマートファクトリー推進室です。
暖かい日が増えてきて、いろいろなものが活発になっているように
一方、物流は活発になるどころか各所で品不足が起こり困ったもの
さて今回は、知床遊覧船の事故から思う事を「情報君」と「愛され
宜しければ最後までお付き合いくださいね。
━━━━━━━━━
メンテナンスの考え方
━━━━━━━━━
情報君「そういえば社長の会社って、どの新聞取ってるんですか?
社長「うちは中日スポーツ取ってるよ~」
情報君「・・・まさかそれだけじゃないですよね」
社長「それだけよ。一番ドラゴンズの情報多いやん、充分やん。」
情報君「スポーツ新聞だけ定期購読している工場、初めてです。聞
社長「それでどうしたん、何でいきなり新聞の話なん」
情報君「そうそう、ニュース見てます?知床遊覧船の事故のやつ」
社長「あ~、あれな。亡くなった方もおるんやろ、胸が苦しくなる
情報君「いろんな話出てますけど、人災的な面も出てきてます。今
情報君「連日報道がされているので、詳細は割愛しますが、4月2
情報君「この時期はまだ危険なため、通常は出航していない。整備
情報君「真偽はわかりませんが、このような話が出てきてます」
社長「この手の話は、事故があると必ず出てくるな」
情報君「そうですね。バスの事故でもそうでしたし、遊園地の事故
情報君「そして必ずついてくるのは安全面への配慮・点検・メンテ
社長「たしかにそうやな」
情報君「今回の件もそうですが、安全面とコストや利益を天秤にか
情報君「ただ個人的には、利益追求やコストカット自体は経営して
社長「同業者とかどうなんやろうな、俺は全て完璧って会社ばかり
情報君「そうですね。安全面を軽視している会社が事故を起こすの
情報君「大切なのは周りや法などにとらわれず、自社の安全に対す
社長「情報君、そうはいうけどそれは我々中小企業には判断がなか
情報君「そうですね。ただ確実に言えるのは設備などの機械物は、
情報君「現状危ないところはないのか、故障している箇所はないの
社長「確かに機械はしゃべれへんからなぁ。こっちが気にかけない
情報君「そういう事です。社長みたいにすぐここが痛いとか言って
社長「ええやんけ、伝える事は大切やで。ほんでも確かにメンテナ
情報君「メンテナンスで一番身近な例が車検ですね。ずっと車検し
社長「あー、確かに車検ずっとしてなかったら、ちょっと不安やな
情報君「そういう事です。いかに現状把握・点検が大切かというの
情報君「それで社長の工場設備は点検してるんですか?もう何十年
社長「してるわけないやん。壊れてないもん、丈夫な設備やわ」
情報君「これブロワーの音ですか?前来た時こんな異音なってませ
「それに従業員の方が、Vベルトが切れそうだって言ってましたよ
情報君「まぁ無理にとはいいませんが壊れてないうちに確認しとい
社長「そうやなぁ。メンテナンスにお金かけてくれるように嫁さん
情報君「また喧嘩ですか。今度はなにしたんですか」
社長「いや結婚記念日に仕事って嘘ついてゴルフ行ったのがばれた
情報君「壊れる前に、まずは夫婦仲のメンテナンスしてください」