お役立ち情報

2021.09.06

No.28 電気は「買う」時代から「〇〇」の時代へ

『ニイミ通信』 2021/9/6

こんにちは、
ニイミ産業㈱運営事務局の谷口です。
今年の夏は雨続きで、外出出来なく残念な気持ちと、コロナが増えている状況を考えるとよかったと思う気持ちが混同し複雑な感じでした。

さて、からっと晴れる日が少なかったのですが、今回は太陽光発電についての話です(笑)

太陽光発電についてどんなイメージをお持ちでしょうか。
私は正直言うと、あまりいいイメージがなかったです。
私の自宅にも、何人もの営業マンが来て半分押し売りみたいな営業を受けた事もあります。
(だからいいイメージがないのかもしれません。)

そんな中、今回あるお客様から、現場の屋根に太陽光パネルの設置を考えているのだが、ニイミさんで出来ないかとの相談を受けました。
その旨を元売りの出光に相談したところ、最近の情勢から工場の太陽光需要があるとの事。
色々とお話を聞けたので、今回はその情報をここで共有したいと思います。

■電気は「買う」から「創って使う」時代へ■
皆様ご存じの通り、我が日本では「カーボンニュートラル」を国際公約し、
2030年に2013年対比で46%のCO2排出量削減を目標設定しました。
達成の可否は置いといて、脱炭素の動きはこれから工場運営においてのトレンドになるのは間違いないと思います。
実際に、CO2削減関係の補助金が増えたり、大規模企業展示会では環境関係のブースが増えたりしています。
トヨタ自動車では、直接取引する世界の部品メーカーに対して21年のCO2排出量を前年比3%減らすよう求めたとの事です。(日本経済新聞2021年6月2日付)

そういう情勢から、工場の太陽光発電について関心がもたれているみたいです。
また、太陽光発電に追い風も吹いています。
大手電力会社の電気料金は10年間で約25%値上がり、反対に売電単価は10年間で約70%も値下がりしています。
今までは、パネルを乗せて、創った電気を売れば利益がでるという立場だった太陽光が、創った電気を自社で使い、
高騰する電気代の削減に充てるというものに変わっているようです。その上、CO2排出削減にもつながるという事です。
新電力の台頭により、電気料金はかなり下がりましたが、今後EV始め、様々な電化が進み電気の需要は増えていくのは間違いないでしょう。
(弊社にとっては逆風ですが(笑))
原発など色々な条件はありますが、今後大幅に電気料金が下がる事は考えにくいですね。
時代は、電気を「買う」から「創って使う」にシフトしていくのは、必然の流れなのかもしれません。

■そうは言ってもどれくらい削減できるの?■
とは言え、当然政府がお金を出してくれて設置してくれるわけでもないし、どれくらいの費用がかかり、メリットがどれだけあるのかって話ですね。
太陽光で発電した電気を自社で使用した場合
約3,700万円/年の電気代が、約3,400万円/年に下がり、約9%の削減
CO2排出量も約600t-CO2/年削減した事例があります。

★初期費用や設置面積、パネル枚数などの詳細事例はこちらから
http://niimi:8077/wp-content/uploads/2021/09/taiyoukou.pdf

うーん、約10年でペイ出来る感じですが、安くは・・・ないですよね。
そんな時は、補助金などを有効活用しましょう。余談ですが、補助金は上手に使わなきゃ損です。
想像以上にいろんな補助金が世の名にはあります。
税金ばかり払っていても面白くないですもんね。
今、現在弊社でも太陽光発電に対しての補助金を情報収集しております。
いい情報があれば、またメルマガなどで共有したいと思います。

今回は、少し熱くなって長くなってしまいました。
太陽光発電にご興味ある方は、一度相談下さい。