No.18 『HELLO!FACTORY 第3号』
『ニイミ通信』 2020/12/1号
こんにちは、ニイミ産業㈱運営事務局の谷口です。
今回は、「HELLO!FACTORY」のご案内です。
HELLO!FACTORYは弊社が発行するフリーペーパーです。
ニイミ産業の営業マンが日ごろお客様の工場に出入りさせていただく中で
「町工場って、面白い!」をコンセプトに、身近にある工場の素晴らしさを伝えたいという想いで作り始めました。
今回で「HELLO!FACTORY」は第3号になります。
第3号は「戦う町工場。」
セラミックに特化し、40人という従業員規模ながら業界でも際立つ存在感を放つ東海アルミナさん。
130年を越える歴史と変わらぬ伝統製法を有する一方、変えるべくは変えるスタンスで業績好調のかわばたさん。
コロナ禍においても力強く戦う2つの町工場を特集しました。
■「大手に物言える町工場でありたい」■
東海アルミナ磁器工業株式会社は、アルミナを中心としたファインセラミック成形品の製造工場である。
~中略~
社員数約40名。数千人規模の大手セラミックメーカーに比べたら、はるかに規模は小さい。
だが、それこそが優位点なのだという。
「大手だと分業制が基本。原料が遠くの工場、焼成がまた別の工場でとなると前後の工程が見えない。
その点、うちみたいな小さな工場は、ひとつの工場の中で全ての工程を見て覚えることができる。
人数が少ないから、1人2役3役が当たり前ですし。だからセラミックに詳しくなれるんです」
自信に満ちた表情で平野社長は話す。
「小さくても内容のある会社がいい。大手に物言える町工場でありたいんです。」
・・・(本誌抜粋)
■「変革しないと、伝統は守れない。」■
株式会社かわばたは、しじみエキスを製造する健康食品メーカーだ。
木曽川産ヤマトシジミのみを原材料とし、添加物は極力使用しない。
創業以来130年以上にわたって守り抜いてきた伝統製法の継承者は現在、中條さん含め2名の職人だけ。
~中略~
川端さんは、前社長の娘婿として会社を継いだ。
社長に就任したとき、工場は悲惨な状況だったという。
旧態依然として、設備は古めかしいものばかり。
そこで、これを機にHACCPを取得し、傷んでいた工場も改修しようと決めた。
しかし、この決定に対して現場は戸惑った。
HACCP取得はこれまでの品質管理方法を大きく見直すことを意味する。
昔から慣れ親しんだやり方を変えることに抵抗感があったのだ。
改革を進める社長と、伝統を重んじる現場の職人。両者の間には一時、大きな溝ができたという。
それでも、ときにぶつかり合い、ときにカバーし合いながら・・・・
・・・(本誌抜粋)
*新型コロナウイルスの感染拡大に伴い本プロジェクトは停止しておりましたが、
感染対策に十分な配慮をしつつ制作を開始いたしました。
今回は、12月上旬に配布予定! 「読みたい!」という方は、弊社HPよりご連絡いただくか、下記へお問い合わせください。
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