既設窯業炉を使用し新しい製品のテスト焼成を行うご相談をいただきました。
ポイントとして ①４００℃～８００℃まで臭気のあるガスが出る。
②１２５０℃まで短時間で焼成。 ③夜間の焼成希望から焼成終了時自動消火をしたい。
臭気対応にて脱臭機を取りつけました。
高温ではもたない事もあり、温度帯によって排気煙突にバイパスを組み、臭気が出る温度帯と高温度帯でダンパー操作で切り分ける方式に致しました。
短時間焼成には,昇温スピードと冷却スピードＵＰが図れるよう炉壁には２５０㎜のファイバー素材を貼りました。
焼成終了時自動消火を行うためにダブルでの電磁弁を取りつけ、自動焼成プログラムとの連動をさせます。
一連の工事は４日間で終えて、後日新製品テストが行われます。
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