サーモバリアフィット 施工工事

サーモバリアフィット 施工工事

弊社が出店しました2022年名古屋ものづくりワールドにご来店頂いたお客様です。窯業をされており、24時間稼働するトンネル炉をお持ちです。
トンネル炉と平行の棚があり、製品の出し入れをする作業があります。夏は気温の上昇に加え、炉体からの輻射熱があるために、現場は40℃を超えることもありました。
作業環境の改善について検討をされており、弊社の提案するサーモバリアフィットと出会い、ご検討の末採用を頂きました。

サーモバリアフィット 施工工事

サーモバリアフィットというガラスクロス繊維の両面にアルミ箔を施したシートを使用します。アルミ箔の純度は99.35%です。
こちらのアルミ純度の高いシートは、輻射熱の97%を反射することができます。
厚さ0.2mmと薄いですが不燃認定を取っており、熱にもとっても強いです。
シートは加工することもできるので、つなぎ合わせなど縫製加工も可能です。
そのため色々な工場環境、設置場所に適応して設置することができます。
熱対策や省エネ効果が期待できます。

サーモバリアフィット 施工工事

今回はトンネル炉と並行している棚に設置することで、設置費用を抑えることができました。
写真はサーモバリアフィット設置前の写真になります。
9月下旬の測定ではサーモバリアフィット有で28℃、サーモバリアフィット無しで38℃でした。
実際に温度を測定すると10℃の差が出ました。
肌に刺さるような熱を感じなくなりました。

サーモバリアフィット 施工工事

棚に電気配線や保護管が設置されていましたが、逃がしの施工も行います。
縫製加工ができるので既存の設備はそのままに、つなぎ合わせ、配線を逃がすよう設置をすることが可能です。
また巻取り式(手動)のハンドルを付け、開閉可能な仕様にしました。
巻上時に乱巻きにならないよう、厚みを考えた縫製をしており、操作性も重視しています。
夏場は輻射熱を遮るようにシートを張り、冬場は輻射熱を暖として利用するため巻取りができるようにします。
これにより、夏は涼しく、冬は温かくすることが可能になりました。

サーモバリアフィット 施工工事

サーモバリアフィット設置後は10℃の差が出るほどでしたので、実際に現場に立つと体感的な温度は全然違いました。
炉体からの熱を感じることはありませんでした。
先方からは、「遮熱の効果は大きい、作業環境の改善に大きな効果がある。」と嬉しい言葉を頂きました。
機械熱の熱さ対策に、ぜひサーモバリアフィットをご検討ください。
サンプルを使って、実際現場にて体感することもできます。
効果が出やすい設置方法、巻取り式、カーテン式など、現場状況にあったご提案を致します。

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